読み書き計算

 昔の寺子屋では、まず生活に必要な読み書き算盤から教えられたと言われますが、現代でも多くの人が読み書き計算の大切さを訴えています。その一部をご紹介します。

計算の反復学習

「人間は情報処理の雑用とか計算能力とか、いろんな筋肉を使っていて、そのベースの上に創造力って花開くんです。今、どんどんそれをそぎ落として、創造力だけを残そうとしますが、それはちょうどキャベツか玉ねぎを剥くみたいに、まんなかに、何が残るの?という感じです」(米原万里 同時通訳・ノンフィクション作家) 

 

古典の音読書写

ロジカルで音韻の美しい日本語の名文を繰り返し音読し、暗誦し、筆写する訓練を行うことが大切。名文にしかないパワーに直接触れるだけで読み手の中の言語的な深層構造が揺り動かされ、震え、熱してくるのです。論理的思考も、美的感動も、対話も、独創的なアイディアも、この震えるような言語感覚ぬきには存立しえないのです」 (武道家、思想家、神戸女学院大名誉教授 内田樹)

英語の音読筆写

「英語学習は練習が必要です。一番簡単な練習が音読。音読は釜の種火であり、英語の基礎回路です。それなしで単語やイディオムを覚えようとしても効果はあがりません。音読で英語を運動記憶として築いておけば、英語学習の基礎回路ができたことになります」(同時通訳者 國弘正雄)


体を通して学ぶ算数・数学

 算数・数学の問題がスラスラ解けるまで

十分くり返すことで、身体を

通して学ぶことを体得します。

文化の根っこにつながる国語

日本語の源流である古典の音読を

通して子どもたちに自分の文化の

根幹とつながる日本語を育みます。

異なる文化と出会う英語

 中学校英語で外国の人との

コミュニケーションは十分

可能です。

ベイシック・スタディでは

小学生から中学英語教科書

音読筆写による、徹底した

英語学習トレーニングを

行ないます。

 

 ベイシック・スタディでは、読み書き計算を柱として中学の数学、古典、英語がスラスラできることを目指し、古典音読書写と計算問題、小5以上は中学英語教科書の音読筆写を学習しています。